増えない残高
将来の不安
積み重なっていく焦り
そういったものを抱えて毎日、会社と家の往復をしていました
生まれたときから心臓に持病を持っていたので、
子供の頃から激しい運動をしないこと、と言われて育ちました
就職の際は、そんな自分でも働けるようにと事務仕事を選びました
でも職種や会社は選べても、同じ職場で働く人は選べません
事務所以外から手伝って欲しいと、
工場内作業を手伝うこともしばしば
『なに、簡単な仕事だから』
…確かに『簡単』で『単純』な軽作業ではあるけど、
体を使うことで疲れがたまってくる
『健康な人だったら、もっと楽に感じるのかな？』
体力的にも、精神的にも辛い
休みをとると、金銭的にも辛くなっちゃう…
どうしたら良いのだろうと思って過ごすことが多かったです
将来の不安を口にすると
『女の子なんだから結婚すれば良いんだよ』
そんなふうに言う人もいました
でも私は、今でも体力が無くて、仕事と家事手伝いくらいでいっぱいいっぱい
『結婚したら相手に迷惑かけちゃうと思う
迷惑なだけならまだしも、相手を不幸にしちゃうかも』
心の中で、『そんなことなら結婚は諦めよう』と結論付けるのでした
数年前までの私は、そんな風に考えて派遣社員として働いていました
もう少し余裕が欲しいと思うけど、
大したことができないのにそこまで望むのは欲張りかしらと、
自分の気持ちを抑え込んでいました
自己肯定感は低く人の優しさを申し訳なく思ってしまい、
自分のことは自分で何とかしなければと、
かたくなに思っていたんです
会社勤めの給料だけで不安なら、副業でもやるしかない！と
ネットワークビジネス、アフィリエイト、転売、せどりに取り組んでみるも
一向に成果は得られず、体はクタクタで余裕のない日々
どんどん仕事を休むようになっていった、ある日の休日、
お昼寝から起きたばかりのときに
『…あぁ、疲れた 休まなきゃ』と思ったのです
そして『あれ？ 私おかしいな
今、寝て起きたところなのに、休まなきゃって思ってる？』と気付いたのです
きっと、ストレスが溜まりすぎたのでしょう
副業をしたり会社に行くことすら出来なくなり、
知り合いからは『うつっぽいね』と言われるしまつ
自分のおかしさに気付き、カウンセリングを探しました
カウンセリングというと一般的には、
『ただ話を聞いてもらうだけ』というイメージでした
実際に行ってみてイメージ通りのところでした
ですが今まで考えてもみなかったことを教えてもらったのです
それは「魂、精神、肉体を整えていくことが大切」ということ
それが個人の三位一体だということです
通ってカウンセラーと話すうちに、どうして私が苦しくなっていたのかが、
分かるようになってきました
『私は特に精神・心をないがしろにしすぎてたな』
そう理解もできるようになってきました
ただ、苦しくなることが分かっていても、
今までの癖はなかなか治りません
ただ自分らしくありのままで良い
そう分かっているのに…
ともすると、人の言い分を『〜でなくてはならない』と受け入れ
ストレスを感じ、自己肯定感も持てなくなる
そんな以前の状態に戻ってしまうときがありました
どうしたら、魂・精神・肉体が整った状態でいられるだろう
そんなことを考えるようになっていきました
随分と日常生活はおくれるようになってきたなと感じていたある日のこと、
突然、強烈なストレスを感じることが起こりました
姉の持病が悪化したのです
姉といっても私と姉は双子なので年齢は変わりません
持病も私と同じ心臓の病気です
ただ、生まれたときから姉の方が病状は重かったのです
姉は食事制限と生活の質の低下によるストレスから、
感情の起伏が激しくなりました
どうしよう 私も病状が悪化したら
そんなストレスが全く無いとは言いません
ですがそれよりも強烈なストレスを感じていたころを思い出し
精神的に苦しくなってしまっていました
姉の話を聞くと、『そんな風に思っていると苦しいよ！』と
私の心まで悲鳴をあげるようです
少しは冷静さがあり、
『ストレスは心臓に悪いと言われるし、
こんなふうに考えてみたらどうかな？』と
姉と話すことが多くなりました
そうすることで、自分に言い聞かせているところがあったのかもしれません
自分の気持ちもラクになったからです
姉から『そうね それなら気持ちはラクかも… ありがとう』と言われると嬉しくもありました
でも、『前もそんなアドバイスくれたような気がする すぐに忘れてダメね』
なんて返事が来たときは、モヤモヤするのです
姉は私に似てる （まあ、双子だから 当然かもしれませんね）
前から考えてたけど、どうしたら魂・精神・肉体が整った状態でいられるだろう
何か忘れない方法はないのだろうか
そんな風に考えるようになりました
姉の病気回復祈願と、私の気分転換も兼ねて、
知り合いの男性に誘われ伊勢神宮にお参りに行きました
ふらっと入った、おかげ横丁の店で勾玉に出会いました
木で作られていて木目の美しさに神秘的なものを感じ、とても印象に残ったのです
帰宅してからも勾玉が忘れられず、何度も思い出していました
このとき気付いていませんでしたが、常に思い出すことで
日本の総氏神であるアマテラスの依代
『三種の神器』を通してパワーをいただけたのです
そして伊勢神宮参拝へと誘ってくれた男性からプロポーズを受けました
それが現在の夫です
諦めていた結婚をしました
そして同時に中学生のころに抱いた
自分で作ったウエディングドレスで結婚式をあげる夢も叶えました
結婚をきっかけに引っ越し、姉とはそう頻繁に話をすることはなくなりました
ですが病状がひどくなっていた姉が気になって、時間をつくってはお見舞いに行っていました
そこに感染症（コロナ）がやってきました
悪いことだけでなく嬉しいこともありました
私が妊娠したのです
ですが状況が、姉と会って話す機会を奪っていきました
今まで姉に会いに行っていた時間がぽっかり空いてしまいました
伊勢で見た勾玉が忘れられず、空白の時間を利用して、 軽い気持ちで伊勢神宮と勾玉について調べてみました
すると勾玉を含む三種の神器の紹介が書かれていました
これはお導きだったのでしょう
三種の神器について、さらに調べていくうちに、
子供の頃から身近にあった自宅の神棚の『鏡』と、
産土神社に祀られているヤマトタケル、
そして持病のため通院している病院の最寄り駅そばにある 熱田神宮の『剣』が思い浮かびます
また、【鏡】は、神の分け御霊と言われる【魂】
【勾玉】は、心の働きの【精神】
【剣】は、道具としての【肉体】
人間の構成要素と言われる魂・精神・肉体をそれぞれ表すものであると気付いたのです
結婚という人生ががらっと変わる前に、私の心の中には三種の神器という
日本の総氏神であるアマテラスの依代が揃っていたんだ
そのおかげで魂・精神・肉体がバラバラな生き方をしていたけど、整って幸せをつかめたんだ
八百万いるという日本の神様の中で、私に縁の深かった神様はアマテラスで
三種の神器を通してアマテラスのパワーが三位一体をもたらしてくれた
この気づきが大きな安心感をもたらしてくれました
私は諦めていた結婚をして、中学生のころに抱いた夢も叶えました
今は、夫からお小遣いをもらって過ごせて、豊かだなと思います
持病と年齢のため難しいと思われた子どもにも恵まれました
日々、子育てを楽しんでいます
そして自分を活かした、この仕事も手に入れ、人との繋がりが持てることを嬉しく思います
全て自分らしい幸せだと思っています
次はあなたの番です
日本の神様のパワーが宿る依代を身近に置き、
あなたも「あなたが描く幸せな日々」を体験下さい
ここであなたに会えたことに感謝いたします
