鏡の持つ意味と宿るパワー
三種の神器のなかで、鏡が表す意味が神話・古事記の中で書かれています。
それは「宝鏡奉斎の神勅（ほうきょうほうさいのしんちょく）」と言われるものです。
アマテラスの孫であるニニギという神が、アマテラスの命令により地上に降り立つ
天孫降臨と言われる出来事の際、
アマテラスが言葉とともに鏡をニニギに託します

アマテラスが手に鏡を持って、ニニギを祝って言われたのは
「我が子よ、この鏡を見るとき、まったく私を見るのと同じように見なさい。
床を共にし、同じ殿にいて神聖なる鏡としなさい」ということでした

日本の歴史の南北朝時代に活躍した、天皇の側近で歴史家の北畠親房は
著書・神皇正統記の中で、

【全てをありのままに映す鏡は、秘めたたくらみや、わだかまりなどない。
自分の利益だけを考える心をとりさって、あらゆるものを照らせば、
物事の良し悪しが現れないということはない。
その姿通りに心が（物事にふれて）感じこたえること、
心が深く動かされることを徳とする。正直の徳の源である】
と解釈しています。

鏡にはアマテラスの本質を見通すパワーが一番こもっていると言えます

例えば…
　心の傷やトラウマを根底から癒したい
　新しい自分に生まれ変わりたい
　トラブルを解消したい
　心配・恐れ・トラウマを解消した
　後悔や自責の念を解消したい
そう願う全ての人に。

太陽が木々にあたり影を作ったとしても、
暑い日には、日陰が必要なように、
癒されない思いは、心の影だけど
癒し・成長するために
必要なものなのかもしれません。

鏡を通してアマテラスの【本質を見通すパワー】が、
癒されないものの本当の姿を照らし出し、
あなたの心を深く動かして癒しのきっかけを与えてくれることでしょう